ミサゴ



ゲストブックで話題になった鳥、ミサゴの写真を町内の方が役場に持ってきてくれて、

それを拝見しましたので、スキャンさせてもらいました。

撮影場所は古座川町相瀬あたりだそうです。

ミサゴ−水中捕食の名手

猛禽類の魅力の一つに、その捕食行動がある。その
行動のタイプや獲物となる動物も種によってさまざま
で、大きく分けると空中捕食、地上捕食、水面捕食と
三つに分けることができる。鳥類を獲物とするツミや
ハヤブサは空中、おもに哺乳類を獲物とするノスリや
イヌワシは地上、魚をおもな獲物とするオジロワシや
オオワシは水面での捕食行動となる。しかし、ミサゴ
は魚だけ、それも生きた魚だけを捕らえるために、正
確にいえば水中捕食となる。
ミサゴは捕食行動の際、必ず風下からホバリングな
どをまじえながら風上に移動し、魚影をさがす。獲物
を見つけると頭から急降下し、水面に突入する直前に
足を先にして飛び込み、鋭い大きな爪で魚を捕らえる。
そして、豪快に水しぷきをあげ魚を引き上げて
食事場へ運び、ちぎって食べるのである。
捕らえる魚は重さでは1.2sくらいまで、ウグイの
ような体形では体長40p、コイの体形では30pくらい
までで、10p以下の小さい魚はその対象にはならな
い。極端に浅いところでの捕食は行なわないし、死ん
だ魚などは好まない。
(鳥図鑑より)



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